告白はシンプルイズザベスト


あれは大学一年生のとき。当時まだ男性と付き合ったことのなかった私。そして、片想いしていた人に失恋したばかりの頃でした。私は合気道部に所属しており、練習の帰り道、同じ部の男性から何気なく「明日映画でも見に行かない?」と声をかけられました。「うん、いいよ。」と軽く答えてみせたものの、内心はドキドキ。もちろん男の子と二人で出かけたことなどなかったのですから。当日は映画館で待ち合わせをし、そこに向かう電車の中でもメールをしたりして、「そうそう、こんな事してみたかったのよね。」と思っていました。当時流行っていたアクション物の映画を見て、食事をして、うーんこれぞ定番!なデートを楽しみました。その帰り道、その彼に「付き合って下さい。」とこれまたシンプルな告白を受けました。もちろん期待していたし、嬉しかったのですが、まだ失恋した相手を好きだった私はあっさりお断りしてしまいました。ただデートっぽい事がしてみたかっただけだったんですね。期待させといて申し訳なかったですが、彼はその半年後くらいに同じ部活の別の女性と上手くいっているようでした。告白なんてもうされることもないんだろうけど、あの時の独特の緊張感はいいものですね。